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2014年06月29日

ライジング・サン '96 がYouTubeで聞けます。

毎日雨ばかり。
今年はとても梅雨らしい季節と言えます。

以前、皆様から鍋島佳緒里作品をネットで聞きたい、YouTubeで聞きたい、
というご要望を頂いていましたが少しずつ準備をし始めています。
そして今回、私がサントリーホールで作曲家としてデビューした時の作品、
"Rising Sun'96 "をYouTubeにアップしましたのでご案内致します。
ライジング・サン'96 は1995年に書いたピアノソロの作品で、
1996年4月25日「鍋島佳緒里の世界」サントリーブルーローズホールにて初演されました。
演奏はピアニストの鍋島信之氏。
今回の音源はその後の東京文化会館での再演の音源を使用しています。
こちらで聞く事ができます。


実は、このデビュー作にはエピソードがあります。
この当時、まだ先もわからずに個展リサイタルをする事で不安と期待でいっぱいでしたが、
背景にはこのリサイタルの年に嫁ぎ先が13億円の負債で一族倒産という
衝撃的な事が起こった年でもあり、どんな事があっても陽の昇らない日はない、
と念じるように一心に作品を書きました。
そして作曲家は平凡な生活からでは感動する作品が生み出せる訳がないと信じていましたから、
この一族の大事件もきっと作曲家の生活の糧になるのだと、自分を励まして暮らしていました。
住んでいた家も銀行の抵当に入っておりましたから当然それを手放し、ピアノも2台処分し…
小さなアパートに住んでから数年後、出した負債を一族は返済し終わり、
両親の元に裁判所から取り上げられていた実印とパスポートが返って来た時は感無量でした。
今この作品を聞くと、その言葉をそのまま東日本大震災の復興に祈りを込めて捧げたくなります。
「どんな事があっても陽の昇らない日はない」と…

そういう作品です。どうぞ、お聞き下さい。
美しい音色で演奏して下さった鍋島信之さんにも感謝を込めて。
こんな人生の大波乱の波に飲まれそうな時にでもサントリーホールでのリサイタルをキャンセルする事なく、資金から何から何まで準備をしてくれて支え続けてくれた、元主人がこの「ライジング・サン '96」を演奏して下さっているピアニストです。
彼の大きなバックアップを経て現在、私はステージに立つ事ができます。
by Kaorin
posted by カオリン at 08:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋島佳緒里作品の演奏会&etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月28日

藤井多恵子さんとご一緒

lions02b.jpg 藤井多恵子さんと控え室で←Click!
昨日は東京渋谷ライオンズクラブ57周年の夕べにゲスト出演の藤井多恵子さんの伴奏でした。
藤井多恵子さんのステージはいつにも増してあでやかでした。
ちょうど話題の石原伸晃環境大臣も目の前に座っていらっしゃいました。
音楽好きが多い渋谷ライオンズクラブの皆様だそうです。
帰りに皆さんが藤井多恵子さんにお声を掛けにいらっしゃいました。
たくさんの方々が楽しんでいらっしゃいました。

80歳過ぎてもなお、輝き続けるソプラノ藤井多恵子さんにいつも勇気を頂きます。
NYメトロポリタン歌劇場でプリマとして歌っていらした多恵子さんから学ぶ事、それは…
「テクニックや音量だけで勝負をしているうちはアーティストになれない」という事。
ハートフルであってさらに最高のピアニッシモを聞かせられるのも円熟したプロならでは、でしょう。
ニューヨークタイムスが「シルバー・ヴォイス」と絶賛したその歌声はそういう意味なのだと思います。

自分も12月7日に南麻布のセントレホールで「Shall We Kaorin?」「シャル・ウィ・カオリン?」の公演を致します。連弾、ナレーション、歌、これらのベースは全て鍋島佳緒里による音楽制作であり、こんなに欲張ったステージをこなせるのか、心配だったりもしますがとにかく前進あるのみです。
詳細はまた追って皆さまにお知らせして参ります。
是非お楽しみに。
posted by カオリン at 08:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする