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2010年03月05日

藤井多恵子ひなまつりコンサート無事終了

hinamatsuri.JPG 藤井多恵子ひな祭りコンサート

昨年の敬老の日に初めてコンサートをした渋谷区高齢者ケアセンター。
半年も経たない内にまた皆さんとお目にかかれた。

今回は立ち見で後ろまでお客さまが一杯!

敬老の日のコンサートの時よりも慣れたのか、
この日会場の皆さんは良く歌っていた。

今回のコンサートの準備に稽古合わせに伺っていた際、
藤井さんは「ひなまつりだから和服で歌おうかとも思うの」
といって見せて下さったのは年齢相応の渋い付下げ。
そこで、私ははっきり申し上げた
「このお着物ではフツー過ぎます。何かお振り袖はありませんか?」
「あるわよ?すっごい娘娘したのとか…。たくさん…」
「それで行きましょうよ、やはりケアを受けている高齢者の方々に
歌手の方は夢を見せてあげるのが任務だと思いますし…。ね?」
「でもおかしい人に思われないかしらぁ…(不安げ)」
「いえ、お振り袖にしましょうよ、うんと派手なのに。」
「考えてみるわ…」

というやり取りで上の画像の白い艶やかな振り袖の登場となった。
それは良かったのだけれど、二日前の稽古合わせになっていきなり、
藤井さんが「二人で着物で登場するのよ」と言うのである!
「へ??」私は黒いパンツスーツでマニッシュに決めるつもりだった。
最近子宮筋腫の食事療法の副作用で非常にスリムになったので
パンツスタイルにも結構自信もでてきたし…とか密かに思っていたし(爆)
でも伴奏者も和服じゃなくちゃ出演しない…とかなんとか
ソリストがごねたので(笑)仕方なく私まで和服…とほほ…
なんという計算違い…。

でもおいで下さった方はとても喜んで下さったそうなので
それはそれで良かったかなぁ…とも。

しかし藤井さんはあんな派手な振り袖も素晴らしくお似合いで
さらに十八番の「踊り明かしたい」では客席に下りて練り歩き、
島倉千代子さながらに皆さんに握手して回った。

その時のセンターの入所者のおじいちゃま、おばあちゃまの
嬉しそうな気恥ずかしそうな表情が忘れられない。
自分の前に歌手がやってくる…手を出そうかな、どうしようかな、
と思いながら上気してくる様子はステージからでも如実に伝わる…。
あの瞬間客席の皆さんは普段出た事のないドーパミンがたくさん出たのじゃないかしら。

心がウキウキ、ドキドキするというのは抽象的な言葉だし表現だけれど
みんな、どういう事なのか知っている。
私達はそういう抽象的な、目に見えない波動を作り出して
それを送り出し、伝える…という仕事をしている。

この日、それがアンコールでソリストがいなく空になっている
ステージで客席の藤井さんを目で追いながらピアノ伴奏していると、
それが形になって本当によく見えた。

もちろん二期会週間などでサントリーホールで伴奏する時も
それはそれは日本の中心でハイソサエティなお客様に囲まれ
ステージに上がる醍醐味も素晴らしいと感じるけれど、
この高齢者ケアセンターでのコンサートには
このコンサートにしかない心の震えとか共振があり、それが
感ぜられる事が何よりも至福の時であるのも事実なのである。

幸せと共感を求めて、藤井多恵子の音楽行脚は今日もまた続く…。

そんな有意義な豊かな時間だった。

いつも細やかに心配り下さる渋谷区高齢者ケアセンターの
館長さま始め、スタッフの皆さまに感謝申し上げて…。

そして一般からおいで下さった方々にも感謝を込めて。

"ありがとうございました。また次回お目にかかれる日を楽しみに"

hinamatsuri_solo.jpg 楽屋での画像



posted by カオリン at 21:42| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
藤井先生もカオリンも素敵!
「島倉千代子さながらに握手して回る」それもお茶目ね。
私たちのささやかなボランティアは新型インフルエンザのおかげで中断中!
Posted by masshy85 at 2010年03月06日 21:28
最近は老人介護をテーマになさっている藤井さんは色々と工夫を凝らしています。
ありきたりのコンサートではなくて心のふれあいを最も大切になさっているようです。
クラシックの演奏会は最もそれが少ないんですよね、直接的には…。
なのでやはり工夫がないとただステージだけの世界で終わってしまって客席と繋がらない事もあるでしょうから。
できるだけ私もお手伝いしたいです。
Posted by カオリン at 2010年03月08日 10:32
こんにちは。いつも楽しく読ませてもらっています。
最近は、花粉症の苦しみの日々が始まってしまい、憂鬱な気分ですが、たくさん更新しているのを拝見し、なぜか「負けられい!」って、闘争本能を刺激されてしまい、変な元気が出てきました。

話は変わりますが、写真を拝見すると、若くなりましたよね?
食事療法ってすごいですね。
ちょっとバカにしていたので、かなり衝撃です。
・・・・・・・・・・・・
まさか・・・得意のPC技で・・・・
なんてしてないですよね。

Posted by 迷い人 at 2010年03月19日 12:54
マヨさぁ〜ん、
花粉症ですかぁ…私も外出すると時々クシュンっと来ます。
食事療法のせいなのか非常にポジティブになっているのは事実です。
今年に入ってから自宅にある不要品をオークションで40点余りも売ったのですよぉ〜〜!
家もスッキリ広くなり、そのおこづかいでマランツのオーディオ機器をバージョンアップしましたし。
そーですかぁ…実は最近どこに行っても若い若い、と言われ「華やか」と言われる事が増えました。
以前を知ってる方からは顔が小さくなったと言われています。
5kg以上落ちましたから人相も変わるのでしょうか。食事を変えてかれこれ3ヶ月に入りますから体の細胞が入れ替わってきている筈です。
えっへん!いつもワタクシは「ナベシマさんって画像修正無しですよね?」と尋ねられるほど写真写りが良いのです。」ステージ人としたら逆じゃなくて良かったとは思うのですが心は微妙です(笑)
はい、修正なんぞ、しておりませんからして、はい。
Posted by カオリン at 2010年03月19日 13:24
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