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5日間のお天気は?

2007年08月21日

先生としての仕事。

今、受験生を預かっているので、責任重大…
元から私は教えることに関しては気分屋だし、責任感が強いとは言えず、
ましてや感情的なので本当に教職には適していないと思っている。
りくつで教えるのは最も苦手。
美しい音、美しくない音。美しい音楽、美しくない音楽。という言葉でしか語れない方であるから、理論の授業や作曲のレッスンはかなりストレス。

それでも受けたいという人がいれば応援せざるを得ない。
芸大の課題曲が出た…、A子ちゃんとその相談をしている最中に、
違うお弟子B子ちゃんから連絡で至急レッスンを見てほしいって…

やってきたB子ちゃんに聞いてみると、教員採用試験の一次試験が通ったので二次試験が迫ってるって言うのね。9月に。
あと10日しかない!!!

ウチはいろぉ〜んなお弟子がやってきて彼らの望む事をカウンセリング
してからレッスン形態を決めるのが常。
受験用のセンセイでもないし、趣味の音楽教室ともちょっと違うかな。
ま、オーダーメイドレッスン、というようなもの。
それはともかく…

レッスンを開始して私は激怒!
「どうしてもっと早くに連絡して来なかったの?」
「まさか一次が通るとは思わなかったのでぇ…」

私はこのフレーズがとっても嫌い…である。
じゃあどういうつもりで受けたのよ!っと言いたくなる。
受かりたいから、受けたいから、通りたいから受けるのでしょう?
試験って…ここで私は完全に感情的になっちゃうんだなぁ…

「あのね、受けるなら最後まで受かるつもりの準備をしなくちゃぁ…
だめなんじゃないの?落ちるつもりの準備じゃないの、その言い方は。
今年落ちたらまた一年待つわけでしょう?
時間は帰ってこないでしょう?イージーすぎる…でしょう?
どうせ、っていう感覚で臨むのはどうかと思うのよねえ。
ちょっとの間で我流でもこれだけ努力してできるようになって来たのは
わかるワケよ。、だったら半年前から準備すれば
必ず通ったのに…あと10日でメッキしなさいって言われたって
こちらにも限界があるんだからさぁ…(怒)
人生がもったいないと思わないの?!!!
時間はお金でも買えないのよ!」

(泣き出してるのよねぇ…B子ちゃんは。ゴメンねぇ、泣かせるつもりじゃあ…)

「もう、高校生じゃあないでしょう…だから貴女の人生を私が
追いかけてお尻叩いてどうこういう時期ではないから…
貴女がやりたいことは貴女が考えて、設計してほしいのね。
それのサポートならいくらでもできるけど…
今回の事はやはり貴女の人生観のビジョン不足。
貴女の人生に対する甘えでしょう?
私の門下生にはもっと積極的に生きてほしいのよぉ…わかるかなぁ…」
(泣き続け…残酷なセンセーだよねぇ、ホント。
ちょっとねぇ、この押し付けがましさはさぁ、ど〜よ…)

「ま、これ以上怒っててもしょーがないから、とにかく
ぎりぎりまでやっていくしかないわね。」
(ほとんど私ひとりでしゃべってるよねぇ…)

ということで、とにかくポイントレッスン!!
そしてレッスンの後、彼女から受験に出そうな
問題を全部コピーさせてもらった。
それは弾き歌いのもの。旋律が出て、それに前奏、後奏をつけ、
伴奏つけながら歌う、というものね。

大半の子達がこれが苦手なよう…
受験科目のうちで彼女が勝負できるとしたらココ…だと直感。
みんなが苦手な所を逆転勝ちするしか勝負はできないなぁ…

で、弾き歌い問題の模範解答をがんがん作った。
で、彼女の家に速達で発送完了。
丸暗記しか、もう方法がない…理論もへったくりもない…
手がその形を覚えてくれさえすれば…

奇跡を願うしかねぇ…、あと一回のレッスンでどれくらい覚えられるかなぁ…

友人で絶対に音大に合格させられる、っていう素晴らしい先生がいて、
彼女のそのカリキュラムに驚いたけど、私ってつくづくメソッドで教えられないんだなぁ…と痛感。不器用なのよぉ…
だから弟子も不器用系が多いのよねぇ。

ただ、がんばり屋さんだけがウチの門下に残った子達の特徴かな。
まぁ、類は友を呼ぶ…って事?
み〜んな、叱られても打たれ強いって言うか…
まぁ、こんな短気で感情的なセンセに弟子入りしたら忍耐強くないと
持たないか…

受かってくれよ〜〜〜♪…と祈るしかできない
情けないセンセより。

そんななか、本日聞いていた作品は…
トーマス・アデスLife Story というアルバム。
lifestory
この中の特に『Catch Op 4 (1991)』
という曲が好き。

今は配信があるので1曲150円とかでダウンロードできるし便利。
ココで視聴もできる♪



posted by カオリン at 01:20| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
waccaってこんなサービスがあったのですね!知らなかった。

アデス、いいですね。僕は「アサイラ」を愛聴しております。
Posted by Jun Yamamoto at 2007年08月22日 00:30
わたしも長年先生していますが、カリュキュラムはもちろんお家元が作ってくれています。
が、今私が担当しているのはカリュキュラムはない生徒ばかり。
どちらかというとカオリン型だな、わたしも。
一対一になると結構熱くなっちゃって・・・。
ひとり、高3の今頃になって音大に行きたいという生徒が廻ってきて、見てみるとよくそんな事が言えるね、って・・・。
専門学校にという事になったのだけれど、それにしても、知らない事が多すぎる。
きっと1曲1曲何も考えずにリズムに合わせて何となくしか弾いて来なかったんでしょうね。
どこがどうだから好き、とかすら考えないで弾いてたんじゃないかな。
それじゃぁ、表現はできないものね。
わたしも後は学校に任せて(今はどこも生徒欲しいから)とにかくモチーフ即興位できるようにして上げようかと。
わたしはまだ何ヶ月かあるからいいけれど、カオリンがお説教したくなる気持ちよ〜く分かります。
Posted by masshy at 2007年08月23日 00:05
>Junさん
アサイラ、いぃ〜ですよねぇ。アデスのあと、ジョージベンジャミンが出てきて日本ではトマスはやや登場が減っていますが、個人的に、優秀なベンジャミンよりアデスのほうが圧倒的に個性的で好きです。
Posted by カオリン at 2007年08月23日 11:36
>masshyさん、
あぁ、理解してくださる方がいると嬉しい…
お説教したあと必ず自分がいやになっちゃうんですよねぇ…
できれば毎日笑って過ごしたいですから…ね。
クールに上手に教えられる先生って憧れだけど…その域にはちょっとなぁ、手が届かないし…
Posted by カオリン at 2007年08月23日 11:38
先生・・・。若かりし頃、学校の先生の資格を取るために、教育実習にいっていた時の事を思い出しました。期間は2週間。生徒との接し方、教え方など、いろいろ悩んだなぁ。自分が理解する事より、人に理解してもらうことの難しさを実感し、それがその人の人生に少なからず影響を与えることの責任を感じ、結局、資格は取得したものの、就職は一般企業にした私にとって、人を教え続けているいる方には、尊敬の念を抱かずには居られません。
どうか、自信をもって教え続けて、お説教し続けて下さい。

Posted by 迷い人 at 2007年08月26日 00:26
>おぉ〜、マヨさぁん、
いらっしゃいませ。
自信はないのですが、
押し付けがましいのは確かです。
とほほ…仕方ないですねえぇ…
でもお弟子との間柄は、明るく楽しくって結構癒されたり学んだりしています。
おもしろいです。
結局のところ、人が好きってことですかねぇ…
Posted by カオリン at 2007年08月29日 01:09
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