今日は《21世紀音楽の会第六回演奏会》があり、会員である私ももちろん
東京文化会館へ出かけた。
出品者の作風はエネルギッシュ。ここ数年、それはさらに勢いがついているような気がする。力作ぞろい。
他の現代音楽作曲家の団体と違ってこの《21世紀音楽の会》は師匠野田暉行氏の門下の集まりでもあるので、どちらかというと、書法に重きがおかれる、という点において、やや作曲家の個性が似た部分を持つ傾向が少なからずあった…
が、最近は海外からの帰国者、外国人留学者なども増え、かなりバラエティが増してきている気がしている。
自分などは職業作曲家も兼ねて生活している部分があるため、社歌やテーマソング等々、大衆的な甘い曲も当然書いているわけで、この《21世紀音楽の会》の追求型の作品群を聞くと初心忘れるべからず…という気持ちにさせられる一方で、「優秀であること」と「個性的であること」の難しさを考えさせられる。
コンテンポラリーを聞いている場合、いつも聞きながら曲を分析していくことは習慣になってはいるものの、一方で「もし自分が演奏家だったら、この今演奏されている作品の作曲家に作品を委嘱をするだろうか…」と考えながら聞くことも多い。
そうなってくると途端にいいなぁ、と思う作品は減ってしまう。優秀だからといって委嘱したいとは限らないわけだから。作品として優秀というよりは私は個性的な方に圧倒的に惹かれる。緻密に書かれた凡庸な曲よりは荒削りだけれど何か光っている…という作品の方が興味深いわけで…
優秀…という言葉は魅惑的で、言われて嫌な気持ちになる人はまずいない。これが問題なわけでアーティストになるにはその優秀、という言葉に過剰反応せずにその先の目的を果たせねばならない。それ故に音楽家は一生旅人だと思うわけ。しかしながら優秀にもなれない自分はどうしたもんかなぁ…とかね…ため息出たりね…
そんな事を考えていくと自分が歳をとったんだなぁ…とつくづく感じたりする…
良い作品、と一言に言うけれどその概念はあまりに限定がし難いほどさまざまな視点が存在する。音楽は深いなぁ…そしてミステリアス…本日はなんの結論もなしに無責任に言いっぱなしで終わりっと。
ラベル:現代音楽



現代音楽の演奏会、行きたいと思いつつなかなか行けない。「音ヲ遊ブ」のメールはチェックしていたのだけれど、カオリン作品がなかったので見落としたと思われます。(>_<)
いらっしゃいませ。
何だかお忙しそうですね。私は生一本の
まったりとしたコンテンポラリー作曲家ではないから、
いろんな分野に出没する代わりに
マニアックな演奏会は結構少ないかもね。
野田作品はありませんでしたよ、今回は。
今年はクラシカルな雰囲気の作品が多かった…という感じでした。
音の薄い私はなぜここの会員なのか…と思うほど皆さん、
音符ぎっしりで五線紙が濃いと思われます…
いよいよ野田門下の異端児の色が濃くなって来てますよ。
それでもやってくつもりですが(笑)
なるほどぉ…疲れてるときですかぁ…
私はとにかく音、少ないですねぇ、
といっても今年は見事にコンテンポラリーものは書いていません。
歴史に残る一年かも。こういう年があると次回の作品の貯めができるような期待があるのですが…
Junさん、レベルなんか関係ないです、私には。人の心に入ってきちゃう音楽を作る人はみな好きです(^^)