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2008年03月19日

ヨーロッパ製のアップライトピアノが欲しい♪試弾其の三

a190 Bechstein A190

今度は場所を移して千歳烏山にあるユーロピアノへ試弾に。

音大の同窓の友人がこちらでザウターのグランドピアノを購入していて、以前からここを見たら?と教えてもらっていた。で、電話で色々とお話は伺っていた。しかし、先日訪れた江戸川橋のピアノパッサージュのお店の方からメールが入っていて、「出物が数点あるから是非ユーロピアノにいらしては?」という耳寄り情報が同時に入り、翌日にはユーロピアノに出かけた。

今回はもう完全にベヒシュタインに候補を絞った。
欲しいのは自分の思い通りになるアップライトピアノ。で、できれば色はウォルナットかチェリー色。つや消しでもいいかな。で、できれば200万円台…大体の心づもりはそんな感じ。

実は一番最初に山野楽器で弾かせていただいたウィーンの楽器、ベーゼンドルファーのアップライトの音色が忘れられず、毎晩夢に出るほど。それで我慢ならず、もう一度試弾に出かけたりしてしまって…それでもねぇ…値段が私の生活に釣り合わない…それでもあの指に吸い付いてくるような鍵盤と、弾けば弾くほど馴染んで音がどんどんと自分好みに変わってくるあの感覚…あぁ……ため息が出ちゃうなぁ…

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それはとにかくとして、その日はベヒシュタインのバランス116、コントゥアー118、クラシック118、と弾いてみた。今日は調律師さんがつきっきりでありがたい。

あら?あららら?何か音が違っちゃってる…先日とは違う直接的に激しく自分に返ってくる音…明るすぎる…音色が。鍵盤の深さも私にはフィットしていないし…焦った…
不思議とイライラしてくるとピアノの音も汚く濁ってくるもの…原因は壁。コンクリート打ちっ放しだからすごい勢いで音が帰って来ちゃう…のだとしばらく弾いていてわかった。それと、やはりマホガニーのものが私は苦手だったみたい。それにしてもヨーロッパのピアノの音色の個体差の激しさ。非常に手作りを感じた。これがまた魅力なのよねぇ…

それにしてもこれじゃぁ、選べないなぁ…どうしよう…
ワンフロア上に、ベヒシュタインのアップライトの最高峰のピアノがあるとの事でフロアを移った。

ベヒシュタインC8。そう、フジコ・ヘミングさんがお持ちの楽器で有名。美しいマホガニー仕上げ…私はあのマホガニー仕上げを弾くと音がきつくなる…なので用心して弾いてみた。うううむぅ…音が私の好みではない…のと鍵盤の深さが私には浅すぎる。調律師の方にそれを訴えると、「確かに浅いと思います」とのこと。でも深さは調律でいかようにも変えられる。それは知っていてもやはりその場でその感覚がわからないと、納得できない。

ましてこのベヒシュタインC8。価格があのベーゼンドルファーのアップライトと同額なの。だったら、絶対ベーゼンドルファーを買いたい…ローンになったら500万円は軽く超えるピアノを私は購入できるのだろうか…迷うなぁ…どうしたらよいものか…ココまで来たら妥協したくないものねぇ…でも現実を考えねば…しばらく頭を冷やさないと…

試弾はまだまだ続く…

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♪本日学習した事=ベヒシュタインのペダルについて♪
ベヒシュタインのペダルはとても深い。スタインウェイをステージで弾き慣れている自分にはかなり違和感があったけれど、慣れてくると…このペダル、すごく表情豊かなのだ。とくにハーフで踏み換えていく時に抜群の威力を発揮し始める。
音が決して濁らず、まるで透明水彩の絵の具を重ねるかのようにふわりふわりと2階建て、3階建てのように立体的に和音や音を重ねることができる。こういうのは音楽史で言うところの近代から現代に至るピアノ曲の表現には非常に適している。
逆に作曲家の立場から考えても表現したい幅がたくさん広がるワケだからそれはそれは楽しい音探し、音作りができると思う。


画像は同じフロアにあったベヒシュタインのグランドピアノA190。家庭的な大きさ。弾くととても扱いやすく、軽やかで華やかな音がした。


posted by カオリン at 22:42| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ヨーロッパ製ピアノあれこれ&防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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