ブログをアップしたけれど、結局オスで生後7ヶ月という事で
飼うことをあきらめ、今は周りに宣伝している日々だったのだが…
ふとしたご縁で、シャムのハーフの女の子、生後2ヶ月半の子ネコを
飼うことになった…
ショコラ
ご覧の通りハーフとは言え、非常にシャムの特徴がそのまま出ている
ブルーアイズの美ネコ。
女の子だし、生後二ヶ月ならなんとかなるかな、と里親のお話を
お引き受けすることにして第一日目。
まずは境のガラスの扉越しに廊下同士で挨拶…ともくろんだけど…
みう&めぐ
迎えるみう(黒)とめぐ(チンチラ系)は怒り狂った…
特にみうは、うなり通し…それをなだめようとして、抱いたりさすったりしてたら、
何と、みうは叫んで私の額から頬にかけて引っ掻いたのである!!
すっごい衝撃で一瞬目が見えない感じ。
とっさに「あ、私…ステージがあるんだ…顔がダメになっちゃう…」と
鏡に飛んでいくと、丹下左膳にはなっていなくて無傷…だった。
みうのいじらしさ→飼い主にはツメを立ててなかったのねぇ…
それぐらいあの子=みうはママが大好きな子。でもそれだけに
自分への愛情がシェアされちゃうのは耐えられないのよねぇ…
「僕だけだよ、僕だけだよね…」と訴えられている気がして…
わかってたんだけど…
みうがママを許してくれない2日が続いた。
みうは大好きな缶詰のエサにも口をつけない…
絶対子ネコが家の中にいるのが耐えられないようす。
このままだとずっと扉越しの共同生活なのかしらねぇ…
と思って3日目。
みうの唸りが止まったので思い切って子ネコをリビングに入れてみると…
今度はみうは彼女を追いかけるようになってきた…
でも見ていると危害を加えていない。匂いを嗅いだりしてる…
この間、二日間、めぐ(チンチラ系)の方は押し入れに
入りっぱなしで出てこない。
その日の夕方にはみうが子ネコの前でお腹を見せて横たわった。
そしてひっくりかえって両前足を子ネコの顔の前にかざした。
友情を示したわけ…と解釈できる…
めぐが来た時もそうだったんだけど、みうは本当に心が優しい男の子。
必ず自分から歩み寄るのよねぇ…見てて涙が出てきちゃう…
めぐはこの頃になると押し入れにはいることはやめて、ずっと
リビングで香箱座りをして子ネコの動向を見つめるようになった。
ショコラ
当の子ネコのショコラは明るく動じない子で、お兄ちゃんお姉ちゃんネコに
叱られない程度に距離を置きながら、好き放題している。
見事な運動神経と美しいスタイル。シャム系ってやはり見ていて飽きない。
間に入った一時預かりのネコママさんがおっしゃるには
「シャムの血の入ったネコはとにかくお利口ですよ」って…
何だかすごく良いご縁だったような気がしている。
ちょっと無理をしたけれど、飼えない方からのネコの里親を
引き受けたことで、少し責任が果たせている気もするし。
この三日間で私の夏風邪はさらに悪化。そしてみうの嫉妬にあって
神経が参ってしまって不眠になり、気づいたら肩が張ってた…
笑えない話…よねぇ…
私だけでなくて、みうもめぐも神経が参ったのだとは思う…
テリトリーを侵されるのは誰だっていやなものだろうし…
でも仲良くなればきっと将来楽しいから…ね、ね。
そうやって結局、みうとめぐはベタベタに仲良しになったのだし。
3匹目がそううまくいくかどうかは分からないけれど…
やっぱり家族がみんな和やかなのが一番だから、どうしてもそこは
手を抜かずにわかってもらえるまでは愛情を注いで努力しないと…ね。
と、言いながら夜になるとぐったりと疲労感が襲ってくる…
もう少し、もう少しできっと……