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2007年10月13日

フレッシュ・デリ見ました。

フレッシュ・デリ
本日は以前からアップしたかったデンマーク映画作品の「フレッシュ・デリ」のインプレです。
マッツ・ミケルセンとニコライ・リーカスが主演。

ぜひお読みください。インプレはこちら「麗しのシネマ生活」で。
posted by カオリン at 10:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | マッツ・ミケルセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月31日

After the Wedding シネカノン有楽町にて公開決定!

after the wedding

待ちに待った情報!
"After the Wedding"が10月にシネカノン有楽町で公開になる!
本当に心から嬉しくて嬉しくて…

先日観た「善き人のためのソナタ」は非常に素晴らしい作品だけれど
色々な方のインプレを聞いたり見たりしてると
それよりも2007年上半期で印象に残ったのは「After the wedding」という声もかなり多いのである。
私はどちらも甲乙付けがたいと感じた。同じ人間の心の問題を扱っているけれど
状況も時代背景も違うものなのでそういう感想なのだけど。

それとは別に…
ご存知の通り、私はマッツ・ミケルセンの熱狂的ファンになってきつつあるので
彼の主演映画を冷静に見ることがもやは出来ない状態。

それであってもDVDではなくてきちんとスクリーンでこの作品を、
マッツのファンである事から少し冷静に離れて、作品としてみたい…
(きっと無理だとは思うけど…)



アフター・ザ・ウェディング♪10月に日本で公開

posted by カオリン at 11:50| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | マッツ・ミケルセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月23日

"After the Wedding"その後の情報

after the wedding03After the Wedding
この10月にシネカノン有楽町でロードショー
という情報をキャッチしたけれど
シネカノン有楽町のサイトにはまだそれが告知されてなかった…

あぁ、大きなスクリーンで見たいなぁ、"After the Wedding"


***************************
もうすぐ仕事モードに入る私は焦ってる…
今週は「善き人のためのソナタ」を見に行くのが
目標♪
posted by カオリン at 08:33| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | マッツ・ミケルセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月22日

やっと"After the Wedding"

After the Weddin DVD
内容もろくにわからないのに、この3月、ブリュッセルの映画館を
通り過ぎる時に見た看板「After the Wedding」が忘れられず、
どうしてもどうしても見たくて…
帰国後にアメリカで上映が完了した情報は得たので
あとはDVD発売をずぅっと待った。そして…
やっとアメリカのアマゾンから取り寄せたDVDが届いた。

この作品に惹かれた理由:
ひとつは大好きなマッツ・ミケルセンの主演作品だった事。
それと、最近注目している北欧映画の一つでもあり、
さらにアカデミーノミネート作品でもあったから。

こういうシブい作品はなかなかエンタメ中心の日本では
映画会社が買い付けてくれない…

それにしても、すごく考えさせられる作品だった。

afterthewedd01

ヤコブ(マッツ・ミケルセン)はインドで孤児院を運営するデンマーク人で
年に半分インドに住み、半分はコペンハーゲンンに暮らす生活。
もちろん孤児院の運営は多額の寄付なしには成立しない。
そんなところに多額の寄付金の話が舞い込み、ヤコブは
その契約をするためにコペンハーゲンに戻る。

そこで偶然にも出会うのは20年も前に別れた恋人エレーヌ。
そしてそのエレーヌの夫が億万長者であり、今回の寄付金のオーナー
であった事をあとで知る。
もちろん三人ともそんな事は知らず、すべては偶然の引き合わせであった。

そこで知った事は衝撃的…かつての恋人エレーヌははヤコブの娘を
身ごもったままその億万長者ヨーガンの理解を得て結婚したのである。

ヤコブのコペンハーゲン滞在中に催されたヨーガンとエレーヌの娘、
アンナの結婚式に彼は何も知らずに招待されて出席をし、
そこで初めてその出資者ヨーガンの娘が実は自分の実の娘と知る。
それはヨーガンにも驚きであり、ヤコブが父親と知り
ショックを隠せない。

ヤコブは元恋人エレーヌに怒りをぶつける…
「何故妊娠していると言わずに別れたのか…」
「自分はこの子の父親だと名乗る権利がある」と…
娘アンナは養父ヨーガンに感謝しながらも実父ヤコブとの出会いに
感銘を受けている。

エレーヌはヤコブを拒否し続ける…原因は…
ヤコブがこの孤児院を運営するに至るまでは
ヤコブに相当放浪癖があり、女性問題もありで、エレーヌとは
いさかいも耐えなくて、彼女にとってはヤコブがここまでに
変わったとはいまだ信じられない…

一方で出資者のヨーガンは重病で、余命いくばくも無い事を知り、
嫁いだアンナのほかに実の子供=双子がおり、自分の死後の事を思うと
心は千路に乱れる。


ひとつのことを紐解けば山ほどの知らねばならない情報があり、
それが複雑にからみついているのをほどくのに
この登場人物は非常に時間をかけなければならなくなってくる。

人間の心はひとたび閉じたら溶かすのには時間とケアが必要で
それを、それぞれがしていく内にこのヤコブを囲む関係者に
見えないつながり=思いやりのようなシンパシーが生まれてくる。

ヨーガンにしてみれば妻の昔の恋人とその二人の間の子供アンナとの
つながり…そこから生まれる不思議な感情=
「ヤコブにエレーヌとアンナの将来を託そう、そしてアンナの下に
生まれた双子のケアもして欲しい…」

そこには嫉妬や私欲は何も無い…

ここが非常にデンマーク作品的であり、非常に繊細でヒューマンな
仕上がりになっている。

「愛」と一言に言うけれど…
そこにはさまざまな種類の、さまざまな環境下の
「愛」が存在する事を知る…そしてそれらは時々
混ざり合いながら存在する事もある。
それが不条理な結果になったとしても
人が善悪を決められないものであったりする…

それからもう一つ、ここで描かれているものは
大事な一つを得る時に、やはり大切な何かを
手放さねばならない宿命を背負う事は案外多い…という事。

監督のスザンネ・ビエールは2002年「しあわせな孤独」で
デンマークアカデミー賞最優秀作品賞に輝いた。
デンマーク国民の8人に一人が涙した感動作といわれる。

afterthewedd02
マッツ・ミケルセンは一見、猛烈なハンサムでもなく
時々貧相に見えたり、まじめに見えたり、ずるく見えたりと
表情が多彩。
でもひとたび作品で演技しだすとその目や体中の動きが
素晴らしく饒舌で、やはり名優だと思う。

この「After the Wedding」が日本にまだ入る計画がなさそうでとても残念。


ここで作品の紹介が少しだけムービーで見られます。↓
Apple Trailer After the Wedding
posted by カオリン at 15:11| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | マッツ・ミケルセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

マッツ・ミケルセンに夢中

mads02@Mads Mikkelsen
007カジノロワイヤルを4回ほど見ているうちに
主演のダニエル・クレイグからむしろ、
相手役の悪役ル・シッフルを演じたマッツ・ミケルセン
どんどんと興味が移り、
今は大ファンになってしまっている。

leChiffle007カジノロワイヤルより

他に「幸せな孤独」「ブレイカウェイ」と
立て続けに彼の出ている作品を観始めているけれど
どれも、最初マッツなのかしら?と疑うほど
見分けがつかない。
それくらい役に徹しているのか表情も違ったりする。
すごい役者さんだなぁと感激。

今やマッツ・ミケルセンはデンマークを代表する俳優。
同じデンマーク系にヴィゴ・モーテンセンがいる。
やはり顔のつくりに共通点があると感じるけど。

この3月にブリュッセルで時間がなくて見られなかった
作品「After the Wedding」はマッツ・ミケルセン主演。
07年のアカデミー賞外国映画賞ノミネート作品。
とうとうアメリカで封切られた様子。

日本での公開は未定。あぁ、どーしても見たいなぁ…
posted by カオリン at 00:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | マッツ・ミケルセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

しあわせな孤独

DVDと原作

自分のスタジオ引越しと両親の会社や母屋の引越しの
手伝いで朝から晩まで肉体労働をしているけど、
よくもまぁ、ぶっ倒れないなぁ…という感じで…
体力がついたのかもねぇ…

でも帰国してから全く自分の時間がなかったから
連休の一日だけ好きなDVDを見ることした。

007の相手の悪役として存在感を見せ付けていた
デンマークの国民的俳優、マッツ・ミケルセンの
出演している作品「しあわせな孤独」を見た。

しみじみ色々な不条理を感じてしまい、
見た後もなんとなく気持ちが晴れない…
けれど本当に深くてよい作品だと思った。

北欧映画って初めてだと思うけど、
テンポ感は邦画ととても似ているので
違和感がない。

見ていて、どうして私はこう北に位置する
ヨーロッパに惹かれるのかなぁ…と
不思議でならなかった。
「しあわせな孤独」は2002年配給のデンマーク映画。
デンマーク・アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品
ストーリーは
結婚を目前に控えた幸せなカップル、セシリとヨアヒム。
ある日、不意の事故でヨアヒムは全身不随になってしまう。
ヨアヒムは未来に絶望し、愛するセシリにさえ心を閉じてしまう。
そんな彼女の孤独な心を救ったのは、加害者の夫ニルスだった。
運命に翻弄された男女4人のしあわせと孤独についての物語。


時間の経過設定にちょっと無理はあるかもしれないけれど
観客が大人なら、その想像力で充分納得できると思う。

是非オススメしたい。
しあわせな孤独 公式サイト

posted by カオリン at 23:37| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | マッツ・ミケルセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする