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2014年10月10日

美しい余韻=ロシアからの絶妙なデュオ・リサイタル

NikkeiMuse.jpg ←click!

ロシアから来日中のデュオを東京大手町の日経ホールで聞いた。
第429回 日経ミューズサロン

チャイコフスキーコンクール優勝のチェリスト、セルゲイ・アントノフと
ハイフェッツ国際コンクール優勝で古楽器演奏家としても名高いセルゲイ・マーロフ
お二人とも名前がセルゲイ。ダブルセルゲイのデュオというわけだけれども…。

マーロフのヴァイオリンはイタリア系の音色がして軽やかで透明で繊細。
だがしかし、透明さはややくぐもった響きも併せ持っており、その点において、
古楽器の演奏家でもある事がとてもしっくりとくる演奏だった。
フレーズの取り方の息が非常に長い。いくつものフレーズが一息で繋がっている。
音楽を大局から見渡せて構築できているのにわざとらしさは一切なくて自然。
アントノフのチェロは出だしのたった一音、
その音が出た途端に心を鷲掴みにされるような魅力的なチェリスト。
それだけでもう音楽に陶酔できてしまう。
全身がすでにチェロなのだった。
その完成度、緻密さ、素晴しかった!
技術が良いなどというレベルではなく、本当にアートそのもの。

★プログラム★
オネゲル/ヴァイオリンとチェロのためのソナチネホ短調 H.80
J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調
ラヴェル/ヴァイオリンとチェロのの為のソナタ 作品73

ヴァイオリニストが楽譜にiPadを使っており、
ペダルで踏めくりしていたのも印象的。
デジタル製品をさりげなくステージに取り入れているところが
やはり1980年代生まれの演奏家ならでは、と唸らせた。
二人ともロシアの音楽家の家系に生まれたサラブレッド。
見事な演奏が軽々とされていたのがステキだったけれど、
あれほどのテクニックとボウイングがなくては
この軽やかさは出ない事はよくわかる。お見事!の一言に尽きる。
こういう演奏家のラヴェルは絶品だと心から思った。

日経ホールは600名収容のシックなホール。
二人のデュオがとても贅沢に空間一杯に美しく響いた。

by Kaorin
posted by カオリン at 19:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサートレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月30日

"Shall We Kaorin?"のweb チラシができました!

秋も深まって参りました。
12月7日(日)14:00〜
久しぶりに語り組曲の再演を中心に南麻布セントレホールで
"Shall We Kaorin?"と題してアフタヌーンコンサートを開きます。
詳細はこちらをご覧下さい。

Click ↓
Shall We Kaorin_Bl.jpg

ShallWeKaorin_monoBack.jpg
Click↑

★☆★☆★☆★☆★

"Shall We Kaorin?"

プログラム;
チャイコフスキー/鍋島佳緒里編曲版「くるみ割り人形」より(1台4手)
鍋島佳緒里作曲 語り組曲「イザナキ・イザナミ〜古事記より」
I'll be home for Christmas 他、鍋島佳緒里アレンジ作品
出演:
鍋島佳緒里(作・編曲、語りキーボード、歌)
穴澤ひろみ(ピアノ)
日時:12月7日(日)14:00〜
場所:南麻布セントレホール(日比谷線広尾駅一番出口徒歩7分)
料金:4.000円 ペアチケット 7.000円 当日券 4.500円(ワイン・コーヒー付)

お問い合わせ・予約
南麻布セントレホール 03-5791-3070
有限会社アートファクトリー emailOffice.jpg
              Fax:03-3873-1363

南麻布セントレホールへのアクセス
centreHall.jpg ←Click!

弊社のEメールアドレスはスパムメール防止のため、画像になっておりますので
コピーできません。キーボード手打ちでお願い致します。
ご理解のほどよろしくお願い致します。

カオリンのコンサートは休憩を20分頂いています。
それはパーティの延長にして頂きたいからです。
ワインやコーヒー、そしておしゃべりを楽しんで頂きたいのです。
どうぞ大好きなお友達、パートナー、ご家族をお誘いの上
おしゃれな広尾にお出掛け頂き、
このコンサートを丸ごとお楽しみ下さい。
語り組曲のファンがいらっしゃる事、楽しみにしております。
皆さまのご予約を楽しみにお待ちしております。


by Kaorin


ラベル:Shall We Kaorin?
posted by カオリン at 14:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋島佳緒里作品の演奏会&etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月24日

Fun英語★ブログ更新しました。

英語を学ぶ人たちのためのサイト”Fun英語”

こちらのブログ記事を春から執筆をしています。
記事を更新しましたのでご案内します。
今回はハワイのホノルルでコンドミニアムを利用するためのHow Toを取り上げました。
是非ご覧下さい。
中上級ハワイ・ホノルルの楽しみ方=コンドミニアム滞在に挑戦
condo.jpg
コンドミニアムの予約の仕方、現地での食料調達方法と場所、
話題のファーマーズマーケットの詳細、
地元の生活圏であるチャイナタウンへの行き方等、情報満載です。
生きた英語に触れられる環境、チャンスを是非利用して頂きたいです。

farmersMarket.jpg

by Kaorin

posted by カオリン at 07:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 語学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月21日

スウェーデン映画祭がやって来る!

日頃北欧映画フェチのカオリンですが、
10月にスウェーデン映画祭が東京、大阪にやってきます!
SwedishEmbassyM.jpg
Svenska filmfestivalen 2014
スウェーデン映画祭2014 
2014年10月11日(土曜)〜17日(金曜)
共催:スウェーデン大使館、スウェーデン文化交流協会

東京会場:ユーロスペースEUROSPACE
渋谷区円山町1‐5 KINOHAUS 3F

Swedish_Filmfestival_2014.jpgスウェーデン映画祭2014


上映スケジュール ←Click!
チケット:前売券 1回券1300円 Pコード465-075
ユーロスペース劇場窓口、チケットぴあにて販売します。
当日入場料:
一般1500円 大学生・専門学校生・シニア・ユーロスペース会員1200円 
高校生800円 中学生500円

大阪会場:シネ・ヌーヴォ
大阪市西区九条1-20-24

詳細はオフィシャルサイトでご確認下さい。
スウェーデン映画祭2014

by Kaorin
posted by カオリン at 08:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月03日

Summertime ジャズスタイルにアレンジしました。

夏もあっという間に終わってしまい、朝晩はもう秋の様相を呈しています。
先日、毎月恒例のマリンバ奏者草刈とも子さんの高輪のお宅でのサロンコンサートで
ガーシュインのサマータイム歌いました。
ピアノ伴奏も相当アレンジでジャズバラードに変えています。

そして今回はオペラ【ポギーとベス】の中で歌われる時のように
スラム街でお母さんが赤ちゃんをあやして子守唄として歌うように衣装も凝ってみました。



ピアノ伴奏は種村久美子さんです。
是非お楽しみ下さい。


by Kaorin
posted by カオリン at 07:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋島佳緒里作品の演奏会&etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月09日

アンドレ・プレヴィンの亡き元妻へのオマージュ

最近関わった仕事に、出版されていないアンドレ・プレヴィンの作品の採譜、というのがありました。
今回のご依頼はアンドレ・プレヴィンのGoodbyeという作品です。

歌詞も聞き取ったのですが、大変美しいものでした。

Goodbye
Goodbye Goodbye, no time for tears
no time to wonder why
Goodbye reply my younger years
Yet, I can scarcely sigh
Goodbye Goodbye, I’ve no regret
I lost it on the way with all the things
I’ll never get how small they seem today
Goodbye to the book I didn’t write
Goodbye to my silent song
farewell to the fields I didn’t fight
Who’s to say I was wrong.
Goodbye Goodbye to dreams untold
I can’t regret they’re through
Goodbye Goodbye to something old
Hello to something new
Goodbye Goodbye to something old
Hello my love to you.

この作品はアンドレ・プレヴィンが亡きかつての奥様、
ドリー・プレヴィンを偲んで2013年に作ったアルバムでした。
ドリーとアンドレは1959年から1970年まで11年の夫婦生活を送りました。
その後、ドリーはカナダの俳優で画家のジョビー・ベイカーと死去まで28年婚姻生活を送っています。
ドリーが亡くなったのは2012年。
つまり、アンドレ・プレヴィンは30年以上も前に別れている元妻の死に際して1年間で新しいCDリリースを企画し、彼女へのオマージュとして歌手のマイケル・ファインスタインとベーシストのデイヴィッド・フィンクとでこのCD "Change of Heart"を仕上げている事になるのです。

2人の間にどんなドラマがあったかは2人のみが知る事ですが、
離婚後もアンドレが、ドリーを女性という枠を超えた、アーティストとして詩人、シンガーソングライターとして尊敬しているからこそ、この思い出の作品12曲を亡き彼女へ捧げたのは確かです。

その中には映画「チップス先生さようなら」や「哀愁の花びら」で使われた作品、さらに使われなかった作品もラインナップされています。
追憶、感謝、嘆き、哀しみ…そこには2人にしかわからない気持ちの通い合いがあった事でしょう。

12曲はどれもあまりに美しく、アンドレのピアノとマイケル・ファインスタインの甘い声、さらに美しいデイヴィッド・フィンクのベースが切ないほどです。

仕事をしていると、アーティスト同士のちょっと複雑な切ない歴史がみえる時があります。
音楽はそれだけ人の心を如実に映し出してしまうものだとも言えます。

オペラ「欲望という名の電車」の作曲で現在でも現代作曲家として知られていますが、世の中ではジャズやポップスでも王道を歩くアンドレ・プレヴィン。
そんな大御所アンドレ・プレヴィンのプレイベートな横顔をふと見た事で、アンドレ・プレヴィンを身近に感じられました。
音楽の仕事をしている事が貴重に思えるのはこんな時だったりします。

秋の訪れには夜が長くなります。そんな時にはこんなCDはおススメです。


"Change of Heart- The songs of Andre Previn"


posted by カオリン at 21:33| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月18日

意外とない、アーティストの為の英会話、英単語。

最近見つけました。
留学を考えている方、海外のアーティストと交流のある方。
とても実用的で使える音楽生活の辞書です。
オススメします。
posted by カオリン at 09:04| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 語学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

海外用のサイトができました

instantencore.jpg
New York in 2013


蒸し暑い日々が続いてさすがにゲンナリです。

以前からお問い合わせの多かった英語でのプロフィールやディスコグラフィですが、
この度、アメリカのアーティストサイトに登録したので同時にオフィシャルサイトもできました。
こちらになります。
Instant Encore Kaori Nabeshima

プロフィールとディスコグラフィ。
プロフィール in English

最近の作品もアップされています。
是非ご覧下さい。
posted by カオリン at 01:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋島佳緒里作品の演奏会&etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月29日

ライジング・サン '96 がYouTubeで聞けます。

毎日雨ばかり。
今年はとても梅雨らしい季節と言えます。

以前、皆様から鍋島佳緒里作品をネットで聞きたい、YouTubeで聞きたい、
というご要望を頂いていましたが少しずつ準備をし始めています。
そして今回、私がサントリーホールで作曲家としてデビューした時の作品、
"Rising Sun'96 "をYouTubeにアップしましたのでご案内致します。
ライジング・サン'96 は1995年に書いたピアノソロの作品で、
1996年4月25日「鍋島佳緒里の世界」サントリーブルーローズホールにて初演されました。
演奏はピアニストの鍋島信之氏。
今回の音源はその後の東京文化会館での再演の音源を使用しています。
こちらで聞く事ができます。


実は、このデビュー作にはエピソードがあります。
この当時、まだ先もわからずに個展リサイタルをする事で不安と期待でいっぱいでしたが、
背景にはこのリサイタルの年に嫁ぎ先が13億円の負債で一族倒産という
衝撃的な事が起こった年でもあり、どんな事があっても陽の昇らない日はない、
と念じるように一心に作品を書きました。
そして作曲家は平凡な生活からでは感動する作品が生み出せる訳がないと信じていましたから、
この一族の大事件もきっと作曲家の生活の糧になるのだと、自分を励まして暮らしていました。
住んでいた家も銀行の抵当に入っておりましたから当然それを手放し、ピアノも2台処分し…
小さなアパートに住んでから数年後、出した負債を一族は返済し終わり、
両親の元に裁判所から取り上げられていた実印とパスポートが返って来た時は感無量でした。
今この作品を聞くと、その言葉をそのまま東日本大震災の復興に祈りを込めて捧げたくなります。
「どんな事があっても陽の昇らない日はない」と…

そういう作品です。どうぞ、お聞き下さい。
美しい音色で演奏して下さった鍋島信之さんにも感謝を込めて。
こんな人生の大波乱の波に飲まれそうな時にでもサントリーホールでのリサイタルをキャンセルする事なく、資金から何から何まで準備をしてくれて支え続けてくれた、元主人がこの「ライジング・サン '96」を演奏して下さっているピアニストです。
彼の大きなバックアップを経て現在、私はステージに立つ事ができます。
by Kaorin
posted by カオリン at 08:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鍋島佳緒里作品の演奏会&etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月28日

藤井多恵子さんとご一緒

lions02b.jpg 藤井多恵子さんと控え室で←Click!
昨日は東京渋谷ライオンズクラブ57周年の夕べにゲスト出演の藤井多恵子さんの伴奏でした。
藤井多恵子さんのステージはいつにも増してあでやかでした。
ちょうど話題の石原伸晃環境大臣も目の前に座っていらっしゃいました。
音楽好きが多い渋谷ライオンズクラブの皆様だそうです。
帰りに皆さんが藤井多恵子さんにお声を掛けにいらっしゃいました。
たくさんの方々が楽しんでいらっしゃいました。

80歳過ぎてもなお、輝き続けるソプラノ藤井多恵子さんにいつも勇気を頂きます。
NYメトロポリタン歌劇場でプリマとして歌っていらした多恵子さんから学ぶ事、それは…
「テクニックや音量だけで勝負をしているうちはアーティストになれない」という事。
ハートフルであってさらに最高のピアニッシモを聞かせられるのも円熟したプロならでは、でしょう。
ニューヨークタイムスが「シルバー・ヴォイス」と絶賛したその歌声はそういう意味なのだと思います。

自分も12月7日に南麻布のセントレホールで「Shall We Kaorin?」「シャル・ウィ・カオリン?」の公演を致します。連弾、ナレーション、歌、これらのベースは全て鍋島佳緒里による音楽制作であり、こんなに欲張ったステージをこなせるのか、心配だったりもしますがとにかく前進あるのみです。
詳細はまた追って皆さまにお知らせして参ります。
是非お楽しみに。
posted by カオリン at 08:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする